20年前不登校だった私が体験談を語るブログ

「行きたくない」を「生きたくない」に置き換えて

父親

私ね、お父さんが大好きだったんですよ

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書き出しが『亡き父に捧ぐ』みたいな感じになりましたので
念のため補足いたしますが、70近い父は今も健在です

お父さんのいないご家庭で育った人が置いてけぼりになる話で申し訳ありません、ただの独り言だと思って聞いてやってください

 

まあ、ファザコンだったんですよ

だったっていうか、多分今もなんですけどね

だからといって、顔を見るたびに「パパぁパパぁ」とか言う訳じゃないんですけどね

むしろ、殆ど喋らないんですけど

 

実家は同じ大阪府内なので、帰省しようと思えば日帰りで出来る場所ですが、帰省は大体年に1度の数時間滞在です

母親は数か月に1度くらい2人でランチに行ったりするんですけれど、父親はお酒の席でなければ来ないので、なのでまあ、父親とは年に1度しか会わないのですが
その1度の帰省でも、父親との会話は

 

私「こんにちはー」
父「いらっしゃい」
私「これお土産、元気?」
父「ありがとう、ああ、まあ※△◇・・お母さんこれお土産やって」

 

大体これで終わりです

恥ずかしいのか何なのか、お互い目も合わせないというか合わせられないというか
本当に何なのか分かりませんけれど

会わなかった間に両親が夫婦で旅行に出かけたりしていれば、機械が苦手な母親の代わりに旅先で撮った写真を父親が大体パソコンに取り込んでいる為、それを見せてくれる事があります

 

私「あーこれ、どこ行ったの?」
父「これはー・・・城崎やな・・なあお母さん」
↑すぐ母に振る
私「これ綺麗に撮れてるね、何て言う鳥?」
↑野鳥好きな父なので、あえてその類の写真は褒める
父「これは○○やな、珍しいやろ、なあお母さん」
↑ちょっと機嫌よくなるけどすぐ母に振る
私「へーほんと珍しいね」
↑わからないけど肯定する

(以下、風景と鳥ループ)

 

大体喋ったとしてこれくらい
あとは母親と話をして帰ります
食事中もほとんど母親が喋り続け、父はずっとテレビを見ています

私はひとりっ子な為、よその家庭の子孫が先代に対してどのように接しているのかをあまり知らないのですが、親戚の家や友人の家を観察していても、もう少しくらいは会話している印象があります

割と多く見かけるのは
父親が余計な事を言い、娘または息子が憎まれ口をたたくパターンで「うちの子はほんまに出来が悪くて云々」とか「お父さんうるさいわー」とかね

うちの父は、私に対しては余計な事どころか必要最低限の事しか口にしないし、私も父に対して何も言わないため、会話のラリー数で言えば、憎まれ口家庭の方がうちより何倍も多いと思います

 

親子で「うるさい!嫌い!」と言い合える関係性って良いじゃないですか、それだけでも会話が成立してるんですから

 

好きと嫌いは表裏一体でしょ
好きの対義語は嫌いではなく無関心でしょ

 

うちの父は、まあ父親なので完全に関心が無い訳ではないと思うのですが、基本的に私の事は、ほぼ無関心

憎まれ口を言い合う家庭が羨ましいなと思った事もあります

 

まあそんな家庭だったし、今もそういう関係だし、多分死ぬまでこの関係性のままですけど、父が好きなんですよね

 

 

私、片想いってした事がないんですよ
いやあの、決してモテるとかいう意味では無くてですね

相手が自分を好いてくれているなという確信が持ててから、好意を持ちはじめ
相手が私に対して関心を持っていないなと感じたら、興味がなくなります

なので、何ヶ月も何年も片想い・・・なんて事にはならないんですよね

 

でも、父に対する思いだけは、恐らくずっと片想いなのだろうなと思います。

 

 

 

 

って・・・何この話

 

きもちわる!!!!!

 

 

 

以上です。