20年前不登校だった私が体験談を語るブログ

「行きたくない」を「生きたくない」に置き換えて

不登校の人へ -2学期までのカウントダウン-

中3から学校に行っていなかった私ですどうも。

始まったみたいですね、夏休み

多くの人は、夏を満喫する楽しい長期のお休みかも知れません

でも、普段から学校に行っていない人達や、この夏までは学校に行く事を頑張ってきたけれど本当はしんどくて、やっとお休みになったと感じている人達は、夏休みを満喫する気持ちになれているでしょうか?

 

『2学期までのカウントダウン』

が始まった感覚ではないでしょうか

 

夏の暑さも

空の青さも

プールではしゃぐ楽しさも

夏祭りの賑わいも

暑い所で食べるアイスの美味しさも

何もかも全く感じる余裕がなく

登校日までの日々をただ毎日引き算して「あと◯日経ったら学校に行かなければならない」「学校に行くように言われるかも知れない」なんて事をずっと考えていたりしないでしょうか

私が学校に行っていない頃、夏休みはずっとそんな不安を抱え、心を消耗しながら毎日を過ごしていました。

実家に置いてある家族写真には、夏の快晴に全く似合わない不自然なほどヒョロヒョロで真っ白で死人のような顔をしてたたずんでいる15歳の頃の私の姿が残っています。

不思議なもので、普段から学校に行っていないはずなのに、なぜかこの2学期初日の

『登校しなければならない感』ってすごいですよね。

「普段から学校に行っていなくて毎日が夏休みみたいなものだから、夏休みなんて関係ないでしょ」なんて思われがちなんですけど、実際は違うんですよね。

ところで、私は今これを、移動距離2時間もかかる遠方に向かうための電車に揺られながら書いています。

私の年だと、今日は平日なので、ほとんどの人は今頃仕事中なんですけどね

私は窓から見える海をのんびり眺めながらこれを書いています。

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もう学校に行く年齢では無いし、私も今日はお休みなんだけれど、平日にのんびりしていると、何となくあの頃の罪悪感みたいなものを、今でもふと思い出します。

 

ではまたね。